OpenSky REST APIは、OpenSky Networkが提供している、航空機の飛行データ(位置、状態)にアクセスするための公式APIです。
世界中のフライト情報をリアルタイム、あるいは過去のデータとして取得できる開発者向けのインターフェースです。
飛行データを使ったアプリ開発、研究、可視化などに広く利用されています。
※REST APIとは
RESTアーキテクチャスタイルの設計原則に従う アプリケーション・プログラミング・インタフェース (API) です。REST は Representational State Transfer の略で、Web API の構築方法に関するルールとガイドラインの集まりです。
1.取得できる主なデータ
①世界中の航空機の状態ベクトル(State Vectors)
「現時点の瞬間的(リアルタイム)な航空機の状態(位置・速度・高度など)」を取得できます。
その瞬間にその機体が「どこにいて、どんな状態で飛んでいるか」を表現しています。
オペレーション
GET /states/all
関連:OpenSky REST APIで取得できるAll State Vectors情報
②航空機のフライト情報
指定した時間範囲内の「すべてのフライト(離着陸を伴う一連の飛行)の履歴」を取得できます。
オペレーション
GET /flights/all
③航空機の飛行軌跡(トラックデータ)
特定のフライトにおける「飛行軌跡(トラッキングデータ)」を取得できます。
一言でいうと、「点」を繋いで「線(航跡)」にしたデータを取得できます。
オペレーション
GET /tracks
2.APIの主な特徴
①無料で利用可能
基本的には無料ですが、商用利用や大量のリクエストには制限や別途ガイドラインがあります。
②認証不要(一部)
リアルタイムのデータ取得には認証なしでもアクセスできますが、リクエスト頻度に制限があります。
アカウント(無料)を作成すれば、より広範なデータや高いリクエスト制限で利用可能です。
③学術・研究利用に強い
航空交通管理の研究やデータ分析を行う人たちにとって、非常に信頼性の高いソースとして知られています。
④データフォーマット
JSON形式でレスポンスが返ってくるため、PythonやJavaScriptなど、現代的なプログラミング言語から非常に扱いやすい設計になっています。
3.注意点
①リアルタイム性の限界
受信機からのデータを集約しているため、数秒〜数十秒のラグが発生することがあります。
②カバレッジ(網羅性)
航空機がADS-Bトランスポンダーを搭載しており、かつ地上の受信機ネットワークがカバーしているエリアでしかデータは取れません。
洋上など、受信機がない場所のデータは取れないことが多いです。